
消化器内科
さらなる進化を目指して

内視鏡センターの様子
患者さまによっては鎮静化での検査を怖いと思っている方もいらっしゃいます。しかし当院で使用している鎮静剤は非常に目覚めが早く約5分から15分で目が覚めるようになっています。つまり大腸検査でも盲腸までの挿入時間は平均3分前後で、ほんの一瞬寝ていただければ全く苦痛なく検査が終了するわけです。
また、ただ早いだけではなく、より正確な診断のためハイビジョンでの観察とNBI観察、平成30年からは最新のLCIによる観察を導入して早期癌を発見出来るよう努力して参りました。富士フィルムが開発した食道の表在癌や早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)となる症例も多数発見しております。
LCIとは
富士フィルムが開発した内視鏡の特殊光色彩強調機能で、 わずかな色の変化を強調して病変と正常粘膜の色のコントラストを増し、病変部を際立たせる効果があるため、早期腫瘍性病変の発見を容易にする可能性を高めます。そのうえ画像が明るく、通常の白色光観察と比べて違和感が少ない色調で観察ができ、 観察の最初から用いると早期腫瘍の拾い上げ診断に非常に有効とされています。また、LCIは炎症によるわずかな色の変化も強調するので、 大腸粘膜の微細な色調変化の視認性が向上し、 炎症性疾患の診断にも有用です。
平成15年10月に設立した内視鏡センターは平成23年に増築工事、 更に平成30年に専用トイレの増設を行い、より広く快適な環境下での内視鏡検査が可能となりました。令和2年4月よりセンターを院内独立部門とし、 専従スタッフを配置して質的向上に努めています。富士フィルムが開発した内視鏡の特殊光色彩強調機能で、 わずかな色の変化を強調して病変と正常粘膜の色のコントラストを増し、病変部を際立たせる効果があるため、早期腫瘍性病変の発見を容易にする可能性を高めます。そのうえ画像が明るく、通常の白色光観察と比べて違和感が少ない色調で観察ができ、 観察の最初から用いると早期腫瘍の拾い上げ診断に非常に有効とされています。また、LCIは炎症によるわずかな色の変化も強調するので、 大腸粘膜の微細な色調変化の視認性が向上し、 炎症性疾患の診断にも有用です。
皆様により快適で、安心して検査を受けていただくよう、今後も内視鏡スタッフ一同努力して参りたいと思っています。
内視鏡を使った食道癌、胃癌、大腸癌の早期発見に注力
消化器内科では、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸などの消化管と、肝臓、胆のう、胆管、膵臓などの多種類の病気を扱っています。その中でも、特に内視鏡を使った食道癌、胃癌、大腸癌の早期発見、診断、治療に力を入れています。胃癌や大腸癌は早期であれば開腹手術をせずに内視鏡による治療で病巣の切除が可能になっており、患者様の負担が軽減され、入院日数も短くなっています。特に胃癌の内視鏡治療は、近年新しい治療法(内視鏡的粘膜下層剥離術)が開発され粘膜にとどまった早期癌であれば比較的大きな病変でも切除が可能となっています。癌による消化管の狭窄に対するステントによる拡張術も行っております。
腸疾患、肝疾患、膵胆管疾患などの治療も万全に
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)の診断と治療にも力を入れており、難治性の潰瘍性大腸炎に対する白血球除去療法や、クローン病に対する新しい薬剤(抗TNFα抗体)による治療も行っております。
肝疾患では、ウィルス性肝炎・肝硬変の診断・治療を中心に、肝癌、アルコール性肝疾患、自己免疫性肝疾患、原発性胆汁性肝硬変などの診療を行っておりウィルス性慢性肝炎に対しては、インターフェロンフリー治療を積極的に行っております。肝癌の内科的治療も消化器外科と連携して動脈塞栓術、ラジオ波焼灼術等さまざまな方法を組み合わせて治療が可能です。
膵胆管疾患ではエコー、造影レントゲン検査、CT、MRIなどの画像診断装置を用いて診断、内視鏡的な総胆管結石除去、癌による胆道狭窄に対する胆管ステントによる拡張などの様々な内視鏡的治療を行っています。 また当院では、昨年より外来化学療法室を開設し胃癌、大腸癌、膵癌などに対する化学療法も行っております。
肝疾患では、ウィルス性肝炎・肝硬変の診断・治療を中心に、肝癌、アルコール性肝疾患、自己免疫性肝疾患、原発性胆汁性肝硬変などの診療を行っておりウィルス性慢性肝炎に対しては、インターフェロンフリー治療を積極的に行っております。肝癌の内科的治療も消化器外科と連携して動脈塞栓術、ラジオ波焼灼術等さまざまな方法を組み合わせて治療が可能です。
膵胆管疾患ではエコー、造影レントゲン検査、CT、MRIなどの画像診断装置を用いて診断、内視鏡的な総胆管結石除去、癌による胆道狭窄に対する胆管ステントによる拡張などの様々な内視鏡的治療を行っています。 また当院では、昨年より外来化学療法室を開設し胃癌、大腸癌、膵癌などに対する化学療法も行っております。
医師紹介

国吉 宣俊 Nobutoshi Kuniyoshi
専門分野消化器内科、特に内視鏡を中心とした胃大腸内視鏡検査
略歴
- 1982年
- 日本大学医学部卒業・日本大学医学部附属板橋病院第3内科入局
- 1984年
- 社会保険横浜中央病院
- 1985年
- 東京都がん検診センター消化器科
- 1988年
- 銚子市立市民病院消化器科医長
- 1994年
- 医療法人 三和会 国吉病院
- 1995年
- 医療法人 三和会 国吉病院 副院長
- 2008年
- 医療法人 三和会 国吉病院 院長
- 2014年
- 医療法人 三和会 国吉病院 理事長
所属学会および役職
日本内科学会(認定医)
日本消化器病学会(四国支部評議員、専門医・指導医)
日本消化器内視鏡学会(四国支部評議員、専門医・指導医)
日本消化管学会(専門医)
日本消化器がん検診学会(総合認定医)
賞罰
第10回日本消化器病学会奨励賞
第118回日本消化器内視鏡学会四国支部例会会長

岡本 博司Hiroshi Okamoto
専門分野消化器内科
略歴
- 1991年
- 徳島大学医学部卒業(第85回医師国家試験合格)
- 1991年
- 徳島大学医学部附属病院第二内科勤務
- 1992年
- 香川県立がん検診センター勤務
- 1994年
- 高知赤十字病院内科勤務
- 2003年
- 高知赤十字病院内科(消化器)副部長
- 2008年
- 国吉病院消化器内科部長
その他
消化器内視鏡学会専門医
内科認定医
消化器病専門医
医学博士
外来診療表
消化器内科
担当医:国吉 宣俊 院長
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
午前 | 検査(一部診察) |
診療日 | 診療日▲ | 診療日▲ | 診療日 | |
午後 |
▲=一部予約 / ★=予約のみ
消化器内科
担当医:岡本 博司 副院長
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
午前 | 診療日▲ | 診療日▲ | 診療日▲ | 診療日▲ | ||
午後 | 診療日▲ | 診療日▲ | 診療日▲ |
▲=一部予約 / ★=予約のみ
消化器内科
担当医:国吉 宣俊 院長
時間 | 午前 | 午後 |
月 | 検査(一部診察) |
|
火 | 診療日 | |
水 | 診療日▲ | |
木 | ||
金 | 診療日▲ | |
土 | 診療日 |
▲=一部予約 / ★=予約のみ
消化器内科
担当医:岡本 博司 副院長
時間 | 午前 | 午後 |
月 | 診療日▲ | |
火 | 診療日▲ | 診療日▲ |
水 | 診療日▲ | |
木 | 診療日▲ | |
金 | 診療日▲ | |
土 | 診療日▲ |
▲=一部予約 / ★=予約のみ